君は中国四大家魚を知っているか

さっきまで桃園空港行きのMRT(台湾の地下鉄)に乗っていた。
同じボックスに3人家族が座っていて、パナソニックの中国版のパンフレットを読んでいるので多分漢語圏の人たちだと思うのだが、うーん多少中国語をかじってちょっとわかりはじめたつもりでも、家族ぐらいの単位で親しく喋ってる会話ってのはまるでわからない。特に3歳ぐらいの子が一緒にいるから幼児語も混ざってると思われるし。
この辺の理解の速度って多分地頭が関係してくるんだと思うんで、太公望さんとかは同じようなシチュエーションで全く知らない言葉の家族と同席することになったら最初の十分ぐらいで大体話し方を掴んでからおもむろに会話に入って行って降りるときにはめっちゃ仲良くなってるぐらいだと思うし何なら飴とか餅とか分けてもらってると思います。楊戩さんは多分それ以前によっぽど変則的な言語じゃない限りは相手をスキャニングして理解できると思う。変化ってそういうもんなのでは。でも楊戩さん太公望さんほどのコミュ力はない。というか必要にかられなければやらないと思われる。
というようなことをつらつら考えていたらすぐついてしまった。
桃園空港も今年の3月MRTが開通してからめっちゃ近くなったなー。前はバスしかなくて一時間ぐらいかかってたんだけど今30分ちょいだし。
というわけで今はフライトが午前二時(日本時間で午前三時)で滅茶苦茶暇なので、死ぬほどどうでもいいことを書き綴っていました。封神も関係あるようで全くないため、今の私と同じように死ぬほど暇な人だけ読んでくれ。



最近また新たな自分に気づいてしまったんですが、実は「でかい魚」が好きな傾向にあります。
本来の嗜好としては淡水魚がベストですが、海水魚でもマンボウぐらいでかいとかなりいい線いきます。
ウシマンボウとか血湧き肉躍るじゃないですか。2010年、日本近海で捕獲されるこれまでマンボウと思われていたマンボウのうち特に巨大な3M越えのマンボウの多くが実は遺伝的にもこれまで考えられていたマンボウとは遠いことが判明し、このマンボウに新たにウシマンボウという標準和名がつけられたのです。要するにウシマンボウは全てでかいというか、小さい個体が日本近海で見つかったことがないというミステリアスさも相まってロマンだと思います。なお漢字では翻車魚。ウシマンボウなら牛翻車魚。
ということをひつじに縷々説明したところ、マンボウって三回目に言ったあたりから、ひつじがちょっと距離を置いたところで私と目を合わせないように膝を抱えはじめたのが旅行前夜のことです。同居生活がピンチ。

それであのですね、マンボウは本題じゃないんですが、お客様の中に中国四大家魚をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
これ今年の夏コミのアフターで言ったらみんなが静かに引き潮のように引いていったんですけど、私はですね、なんかもう何年も気が付くとこの「中国四大家魚」について調べてるんですよ。
なんでって言われても、当たり前のように思ってた。たぶんアイドル好きな人って、暇なときはアイドルのwikiとか見ちゃうじゃないですか。私だって封神演義のwikiは見ちゃうし。でもWJ封神のwikiはなんかいまいち妙なので誰か編集してくれ。私もやりたい気持ちはあるんですが手が滑ってあんなところに軍師様の椅子になりたい周兵の話とかを書いてしまったらお詫びもしようもないので躊躇しています。もう集英社の前で切腹するしかない。
まあそんなわけで、あー暇だなー。小説でも書くかー。それか中国四大家魚についてでもwikiでおさらいするかー。
ここんところの私はそんな感じです。別にwikiの知識を全面的に信じているとかそういう話ではない。読み物ですし。

中国四大家魚というのは、ソウギョ(草魚)、アオウオ(青魚)、ハクレン、コクレンをさします。
この中で一番好感を抱いてるのがアオウオですね。なぜなら最大体長が一番でかいとされているからです。このアオウオとソウギョはその本場たる大陸では2Mにも達するらしいんですが、ハクレンとコクレンはせいぜい1.2M程度です。ただハクレンはすごいジャンプをする。利根川の河口では最近初夏になると、この馬鹿でかい外来種たちがばっしゃんばっしゃん凄いらしい。うわー見たい。たまらない。
んでも本当はどれが好きとかもあんまり意味はないんですよ。なぜならこの四種は全て、互いに欠かすことができない歴史を持っているからです。
ちなみにここでいう家魚っていうのは、養殖しているということです。家畜、家禽、と同じ意味合いでの家魚。日本ではマグロとか養殖してるけど家魚とはなかなか言わない。少なくとも私は聞いたことないです。多分マグロの養殖場はあまり一般人の目に触れないからじゃないかと思います。家魚は違いますよ!(ここで興奮する理由は当人の心の中にしかないので突っ込まないでやってください)さすが淡水魚、本場ではこの四種は池にまとめてぶち込まれています。けんかとかしない。ただ中国の黄色っぽい濁った仄暗い水底でうごうごしてる。
というのもこの四種は全て食性がバラバラなのです。
人間はまず池の周りの空き地の草を刈って投げ入れると、その草を名前の通り草魚が食べる。
草の残りと魚の糞などでタニシが繁殖するとそれをアオウオが食べる。
さらに植物性プランクトンをハクレンが動物性プランクトンをコクレンが食べ、かくして池の中の生態系は完結するのだ。なお人間は全部食べる。
このやり方は実はかなり古くから確立していたという話もあって、それこそ殷代からあったらしいです。
そのため、池というのは生活に密着しています。ここは李さんの家魚の池だな、という、農村の日常に広汎に密着した言葉がそこに出て来るはずです。広い中国の広い内陸部では淡水魚は貴重な蛋白源のひとつなわけです。水面からは見えなくても、巨大な魚は池のどこかに悠然と沈黙しているのです。尾ひれは水中の対流にいつもわずかながらそよいでいるだろうし、時々は小さな泡とかをふいて巨体を揺らしたりするかもしれない。ファー!(こみ上げる何か)

こいつら日本では外来種としてめっちゃ迷惑なものとして定着しちゃってるんですが、もちろん困ると思うんですよ。わかってはおります。うちの近くの池でも何年か前に池の水抜いたらなんとこのアオウオが7匹ぐらいいたらしいです。7匹て!ああ大変だなあ環境も破壊されるよなあどこから来たんだろう、と思いましたがそれと同時に正直めちゃくちゃ興奮しましたね。何それ……見たかった……。
っていうかその時はアオウオももちろん大変でしたけどそれ以上にバイクと自転車が合わせて30台ぐらい沈んでおり、そっちのほうがよっぽど大変だろう。全部人間が悪いのだ。
ちなみにさー!草魚の卵は水に流れながら一定の日数を過ごしたのちに川の中で孵化するため、日本だと利根川水系以外の川では海に到達するのが早すぎて繁殖できないんですよ……。(でも最近はうっかり荒川水系でも繁殖が確認され始めて来ちゃったらしいですが。どうしたんだ?進化?)
そんなわけで、別に何かをするわけでもないですが私は、馬鹿でかい魚が好きです。
別にうさぎさまとかと同じように好きなわけではないですよ。実際見たいとかそんなに思わないし、なんだろ実際黄河の水底でひっそり生息してる彼らに会うのとかめちゃくちゃハードル高いと思うし。
あれ、でもアオウオってさいたま水族館で見られるの?うわっ行きたい……。
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