未来への伝言

あちらを見てる方はご存知ですが、ここのところサイトの話をちまちまpixivに移行しております。

前から長い話とかは向こうでも公開してたんですが、今後この移行が終了したら年齢制限のない小説については一通りpixivでも読めるようにする予定。
理由はいろいろあるものの、スマホとか「だけ」で読んでる人の数がもう思いのほか多いんだなーというのをここ一年ぐらい実感したことがでかいです。まあ、わかってるつもりではいたんですよ、私だって移動時間なんかにはiPhoneでなんでも見てるし、家の中でさえPCの前にいる以外の時はiPhoneの画面見てると言ってもいいぐらいです。なんか改めて書くとこれやばいけど、元々強迫観念的にいつでも読むものを探していた人間が文庫本をモバイル端末に持ち替えただけ……。
ただ、自宅にいてもPCからは一切ネットを見ない人がかなり増えているというのは、うちの話を読んでくだってる何人かの方と個人的にお話するようにならないと気づけなかった。
なのでこの気づきはめちゃくちゃありがたかったです。そうかあ皆忙しいもんなあ。タブレットもあるしなあ。
てかそもそも一番近くにいるひつじですら自室にPC置いてなくて、いつ見てもだいたいベッドにころがってスマホ見てるんだけど、あれはひつじの生態がたまたま特殊なのかと思ってたんで……。ころがるの大好きだから……。

で、そうするとうちのサイトってそもそもモバイルで見るつもりでつくってないんですよ。
改装とか何度かしてるからパッと見トップページとかはくずれてないと思うんですが、それだって「私の環境(iPhoneのFirefox)からなら」という注釈がついてまわるじゃないですか。
しかも小説ページなんて大して芸のないレイアウトのくせに気分でコロコロ変わってるので、見づらいとこは結構あるはずです。特にテーブルつかってるやつ絶望的ですよね、自分でも知ってる。
今までならそこは家に帰ってゆっくり見てもらえればいいかなーと思ってたんですが、どうもそれは今や通らないらしいぞ、という。
というところまで来るとSNSというのは、私の中では割と有力な選択肢ではあったのです。とにかく汎用性の高いくせのないテンプレートが用意されてるわけで。
そもそも封神にハマったのがあと一年遅かったらサイトはつくらずに全部ブログとPixivに載せてただろうなーという感じがしてるので(それが良かったかどうかはさておいて)、サイトをつくったのは、当時の私の中ではそれが一番発表の場としてやりやすかったからです。今から思うとあれ、あの手のやつが出現する一瞬前ぐらいだったんだよなあ。別に数字板のチラシスレに片っ端から投下しても良かったんだけどさ……。
まあそんなわけです。
いくらなんでも古い小説のレイアウトをいちいちチェックして自サーバに上げなおすのはさすがに負担だし、今後さらに時間が流れたらまたみなさん思いもよらない媒体で二次創作小説読み始める時代とか生まれる可能性もあるし。脳に直接電極つけてお好みの楊太小説流し込むサービスとかをいつかPixivがはじめないとは限らないのです。でもそれ……終末医療の一環では……。かねてより危惧されていた通りに高齢化が進み続けてしまった30世紀の地球にて。ある一つの老人介護施設が、ささやかな、だが劇的な取り組みを始める。まだ日本という国があった頃から存在する数少ない企業の一つと言われるPixiv、その地下に眠っている膨大なデータが、老人福祉の最後の鍵を握っていた。最期に愛したカップリングが幸せに暮らしている概念だけに浸って死にたい……それはもはや個人単位の物語ではなかったのではないか。荒廃した世界で人類の集合意識そのものが、滅びの淵にただひとつ掴んだ夢だったのかもしれない。

太公望さんもさすがに多分ひく。(まだ地上いた)



年齢制限のある話については以前からの方針通り、Pixivに直接置くことはいたしません。


以下、特にいらない追記。


見やすさだけ考えるならもういっそテキストファイルDLできるようにすりゃいいんじゃないかって気も結構してて、これはこれで結構やりたい気持ちはあった。
曲がりなりにも自分が字書きを標榜するなら本当に文字だけで勝負するべき、っていう気持ちが私はかなり強いほうだからです。
まあ、それはもうロマンの世界なんですよ。原理に忠実にやるなら「そうあるべき」みたいな理想の極北ですわ。テキストだけですべてを完結させる、レイアウトさえ読み手さんに任せる、っていう。文字は文字ですから読み易ければなんでも。
でも実は、楊太の小説ぱっと見たいってだけの人にはそれって単に手間ですよね。なんだよDLボタンてめんどくせえ……。

まあ理想の極北は極北として、今はPixiv用の表紙つくるの超楽しい。軟派と罵られても甘んじて受けるしかない。
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