冬について

冬が来るのである。
基本的に冬は夏よりも好きで、特に雪景色が病的に好きだ。東京に住んでてたまに降ってくる雪はめちゃくちゃ迷惑だし寒いしろくなことはないのだがしかし好きだ。うちの話にやたらと雪が降る話が多い理由がご納得いただけただろうか。ここ十年ぐらい台湾とか沖縄とかに魅入られて南に行く率が増えているが、その前、物心ついたころからのあこがれの地は、完全に北国だった。
学生の頃競技スキーをやっていたのだが、別の宿に泊まってる大学の宴会に参加すると、真夜中にお開きになって帰る。うちは部員が多くなかったから、三人ぐらいで人気のない山間の温泉街を帰る。この三人も別にそこまで仲がいいわけでもなかったんで(仲が悪いわけでもなかったが何より致命的に世界が違った。女史という綽名が似つかわしい眼鏡っ娘、キャバのバイトで忙しいギャル、そして間違って体育会に入ってきたホモにしか興味がない私だ。なんだったのだろう)、宴会が終わると黙りがちである。
雪はほとんど熄んでいて、わずかな風花が舞い上がったのが、街灯にしろくちらちらしている。山はどっしりとすぐそばまで迫っている。除雪されたカーブした道路があり、足元に闇そのものみたいな谷があり、向こうに見える連山が、星あかりの下で真っ黒い影になっている。

冬は好きなのだが、それとは無関係に五六年くらい前までは冬季鬱を患うことが多かった。
だから日が短くなっていくと、なんだかむやみに不安になったりしてすげー嫌だった(他に言い表しようがない)。
いつの間にか治ったなーあれ。なんだったのかな。このように鬱病というのは風邪のようなものなので、罹ってもまず病識をもって適切な受診を心掛け投薬などによって改善することが大事だと思います。まあ私は結局病院には行かなかったんですが、これは身内にひつじとかいう的確な助言ができる医療関係者がいたことが大きいです。これが他人だったら絶対に受診を勧める。
そんで、この「病識を持つ」ってこと自体が慣れない人には結構ハードル高いよなーと最近よく思う。
実際には考えても考えても悪い方に傾いてしまう事態は割とおかしいのだが、たいていそういう場合って対外的な事情でも実際に追いつめられているので、コトはどこまでも気分の問題な気がしてしまう。
ネットとか見てると受診歴あるひとなんてごろごろしてるし闘病&情報ブログとかもたくさんあるが、そうゆうのに縁遠い人はそうそうたどり着けない。特に日常的にネット見てる人もSNSが隆盛してこっち、普段の巡回領域が固まりがち、って人は多い気がするし。
ちなみに私は封神にハマった年の秋がこの反動なのか過去最高に沈みこんでおり、
「半年で更新終了しますって言ってたのに結局続けることにしたけど今後来てくれる人が読むに堪えるものを本当にまともに更新できるのか」
ということで異常に悩んで鬱になったりしていた……。
こんなので本気で鬱になるので病気ってのは怖いんだ。
ただ私は「人様に読むに堪えるものを出せなかった」っていうのを死ぬほど気にやむ傾向はもともとあって、
やっぱりやるからにはちゃんとなんか出していきたいなーっていう気持ちは常に大きい。これ結局、読み手さんを自分の身に引き換えた場合がすっごい嫌なんですよね。好きな作品の書き手が段々意思表明せずに出現率下がっていなくなってく、みたいなのが。同人界だとありがちなんですけども。
そんなわけで今はブルーグリフォンと仲良くなろうとしています……。(Macでも使えるサイト作成フリーソフト)

とかゆってたら昨日の夜全く何一つやる気が出ず、ひつじが帰ってくるまでごろごろしててひつじにごはんどうするどうする?って言われてなんとか二匹でオリジンに行ってお弁当買って帰って来て、食べたらひつじがお片づけしてくれてるのになぜかどうしても手伝う気になれずにゴロゴロスペースでゴロゴロしていて本読んだりなんか文章書こうとしたりしても何も続かなくてだんだんかなしくなってきたりしてたんで、あれ…?久々に冬鬱が来たのか…?と思って危機感を抱いていたんですが、今朝起きたら熱っぽいので、これただの風邪だな……。
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